一般社団法人 日本フレイル予防サービス振興会

④第3回 JFA会員セミナー

講師:近藤克則(千葉大学予防医学センター特任教授)

内容:本講演は、高齢者のフレイル予防における「ポピュレーションアプローチ」の重要性と有効性を解説したものです。

主な内容は次の3点です。

①アプローチの転換:従来のハイリスク者向け事業は参加率が低く限界があるため、無関心層を含めた地域全体を対象に、自然と健康になれる環境を整える「ゼロ次予防」の重要性を説いています。

②JAGES研究等のエビデンス紹介:減塩などの食環境の改善、歩きやすい街づくり、趣味やスポーツを通じた社会参加が、要介護や認知症のリスクを有意に低下させることが、JAGES研究等により示されています。

③社会実装:成果連動型民間委託契約(PFS/SIB)などを活用し、官民連携で持続可能な予防事業を推進する仕組みが紹介されています。

総じて、個人の努力に頼るのではなく、社会・生活環境の変革を通じて、誰もが取り残されず健康に暮らせる「健康まちづくり」を提唱しています。

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